薬師岳〜黒部五郎岳 百名山
2000mの稜線歩きを楽しみに夏休み休暇を取って一人旅です。
日 時 | 2008年7月29日〜31日 |
天 候 | @曇りA晴れB晴れ |
山 名 | 薬師岳(やくしだけ)2926m 黒部五郎岳(黒部五郎岳)2840m |
山 域 | 北アルプス |
歩行時間 | 下記 |
アクセス | 大阪(JRきたぐに)→富山駅→バスにて折立 新穂高温泉→バスにて高山→JRにて名古屋経由→大阪 |
コースタイム | 歩行時間 休憩含 | |
1日目 | 折立7:15(1350m)…8:40三角点(1870m)→9:05(1904m地点)…11:10太郎平小屋2330m…11:50薬師峠2294m…12:15薬師平・・・13:20薬師岳山荘(2700m)14:00・・14:50薬師岳(2926m)15:10…15:50薬師岳山荘 | 薬師岳山荘まで6時間 薬師岳へはゆっくりで1時間 |
2日目 | 薬師岳山荘5:20…6:45太郎平小屋(朝食)7:10…8:42神岡新道分岐…8:55北ノ俣岳(2660m)9:05…9:35赤木岳2622m・・・10:15中俣乗越・・・11:50黒部五郎の肩・・・12:13黒部五郎岳(2840m)12:20…14:05黒部五郎小舎 | 8時間45分 |
3日目 | 黒部五郎小舎4:00…4:50(2661m地点)…5:13黒部乗越・・・5:55三俣蓮華岳(2841m)6:10…7:00中道ルート分岐・・・7:40双六小屋(2550m)コーヒータイム8:00・・・9:00弓折岳分岐・・・9:30鏡平小屋2280m(かき氷タイム)9:40…10:10シシウドガ原・・・10:52秩父沢出合1730m・・・11:22佐俣林道出合(1470m)・・・11:40わさび平小屋・・・12:40新穂高温泉(1090m) | 8時間40分 |
1日目折立から太郎平小屋から薬師岳へ | ||
JR0時2分発のきたぐに乗る予定が・・・ 28日落雷事故のため1時間10分遅れで出発 バスに間に合わない、そしたら1日の行程に支障が出る |
ヒヤヒヤしながら、寝台でぐっすり寝る。 富山の前の駅で車掌さんが起こしに着てくれた。 結局24分遅れで富山駅に到着 |
富山駅5:10の始発のバスに乗り折立へ 途中、時間調整のためか?有峰湖畔で止まる 残念ながらこの日は曇り、でも中々幻想的 |
折立登山口 標高1350m 人がいっぱい。いったい何人登るのでしょう |
無料休憩所・売店あり 登山届けを出しましょう |
無料の水洗トイレもあり トイレは太郎平小屋までありません。 |
7:15 さあ出発です。 |
すぐに慰霊の塔がありました |
すぐに坂ですが、さほど急ではありません ゆっくりとマイペースでごぼう抜きしながら登ります |
しばらくは樹林帯の中です 最初は広葉樹。そして針葉樹になります |
ミヤママコナ(ゴマノハグサ科) 水芭蕉・ゴゼンタチバナ・マイズルソウの 花はすでに終り樹林帯が低くなってくる |
8:30最初の休憩ポイントの三角点 登山口より1時間30分まだまだ回りの木々が高く 天気も悪いので何も見えない |
三角点を過ぎしばらくすると廻りは草原上になり ニッコウキスゲの花がチラホラ |
足元は石畳の緩やかな登りとなるが、 ゴロゴロの石に上は歩きにくい |
エゾシオガマ 登山道の横に |
キンコウカ(ユリ科)は草原に沢山咲いていた |
草原の向こうに有峰湖も見えてくる |
9:05登山口より1時間50分 1904m地点 |
今年はお花が少ないが 良く見れば小さな花が咲いている |
このあたりのチングルマは もう綿毛になりかけている |
ヨツバシオガマ |
ベンチが所々あり、有峰湖が見えた |
ミヤマリンドウは今が満開 |
タテヤマリンドウもたくさんあり 生えている場所が微妙に違う |
太郎山が雲の合間に見えて来るが中々着かない 木道歩きです |
木道の横に池塘があり、ガスの為か幻想的 |
池塘の横に咲くイワイチョウ(ミツガシワ科) |
11:10 やっと太郎平小屋だよ〜標高2330m 登山口より4時間でした |
太郎平小屋 ここで泊まろうか迷う 今日中に薬師岳に登りたい・・・が 帰ってこれるか自信がない(v。v) 荷物を置いて薬師岳に登りたい・・・が 重いザックを背負い、薬師岳小屋にGO!! |
薬師峠までは20分ほど木道を歩く 木道の横にはウサギギクやシヲガマが咲いていた |
11:50薬師峠2294m キャンプ地です。 ここよりしばらく急な谷を登ります |
谷を登りつめると残雪があり 今日始めて雪の上を歩きます |
残雪の横には花がいっぱい ハクサンボウフウでしょうか? |
12:15薬師平 太郎平小屋より1時間 |
ベンチがあり、ケルンがある |
木道が敷かれ池塘が点在していた |
ハクサンイチゲ |
イワイチョウとチングルマ |
ミネズオウ(ツガザクラ科) |
ガスで見えないが山頂が見えるはず 薬師平からお花畑を見ながら 、緩やかな砂礫の道を暫く登る |
シナノキンバイとハクサンイチゲのお花畑 |
ガスの中に、 石を積んで作った塀に囲まれた 13:20薬師岳山荘やっと着いた〜〜 登山口より6時間です |
タカネヤハズハハコ |
此花もミヤマリンドウ?ガレの中に咲いていた |
小屋より40分ほどガレの急坂を登る でもここが山頂でない |
見えたのは登りきった所にある非難小屋 東南稜分岐 間違っても行かない事 |
愛知大のケルンあり |
カールがあり 何故かこのカールに落ちた人あり |
山頂までは10分ほど岩伝いに道を進む |
山頂は岩を積み上げた場所でした 視界はガスでヾ(v。v)ノ |
14:50薬師岳山頂2926m 立山神社の祠あり |
おぜんざいやあんみつ食べたいが 何故か食欲がない。高山病でしょう 薬を飲みました |
カールに落ちた怪我人が自力で降りられず ヘリコプターがガスの中やって来た いったい幾らいるのでしょう?? |
初日のためでしょうか、かなりバテバテで山荘に着きました。明日は早く出発したいので、天気は今ひとつでしたが、薬師岳に登りました。 山頂はガスで残念ながら展望は望めませんでした。 でも、「思ったより簡単に来れたな」 叉、来よう。と思い直して下山しました。 薬師岳山荘の泊まりは26人さほど窮屈ではなく、屋根裏のような2階で(男女いっしょ)眠りました。 昨夜からの緊張のためか、あっという間に眠りにつきました。夕飯は私なりに美味しかったです。 高山なので朝夕は気温は低く、調節着は必要です。 怪我人を運ぶためヘリコプターも着ましたが 道中危ない所は見当たりませんでした。 慎重に歩けば初心者の山だとおもいます。 |
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今回の費用 | |||
交通費 | 京阪 | チャージ | 1000 |
JR | 京都〜富山(寝台・急行代含む) | 11450 | |
バス | 富山〜折立 | 3200 | |
バス | 新穂高温泉〜高山 | 2100 | |
JR | 高山〜京都(特急料金含む) | 7920 | |
宿泊費 | 薬師岳山荘 | 夕食・弁当 | 8300 |
黒部五郎小舎 | 夕食のみ | 6600 | |
その他 | お茶・おやつ・他 | 4280 | |
計 | 44850 |