聖岳百名山
南アルプスの中でも静かな山旅が出来て、森林浴が楽しめた
日 時 | 2009年7月3日(金)〜4日(土) |
天 候 | 曇り |
山 名 | 聖岳(ひじりだけ)3013m |
山 域 | 南アルプス 静岡県 |
行動時間 | 1日目:10時間50分 2日目:3時間25分 |
アクセス | 大阪→中央道飯田IC経由→474号線矢箸トンネル→上島トンネルから林道に→便ヶ島 聖光小屋駐車場 チップトイレあり |
コースタイム 標高差2093m | |
1日目 | 便ヶ島広場(920m)5:35…6:20西沢渡(1090m)…8:15便ヶ島と聖岳の1/2地点・・・ケイタイ可…11:35薊畑分岐(2400m)11:50・・・12:55小聖岳山頂(2662m)…14:25前聖岳山頂(3013m)休憩…16:05薊畑分岐…16:25聖平小屋(2260m) |
2日目 | 聖平小屋6:55・・・7:25薊畑分岐・・・8:40ケイタイ可・・・9:05便ヶ島と聖岳の1/2地点・・・9:30標識・・・西沢渡10:10・・・10:50便ヶ島広場 |
1日目:便ヶ島広場登山口〜前聖岳山頂〜薊畑分岐〜聖平小屋で泊まる | ||
林道終点を左に曲がると聖光小屋 まだ営業はしていない様子だった ここは無料の駐車場 |
林道の突き当たりが登山口 登山届けの箱がある。 5:35出発 天気曇り |
右に曲がるとキャンプサイト(有料) 水洗トイレあり、入口にチップを50円ていどの チップを入れてくださいと書いてあり、料金箱がある。 道中トイレはありません。必ずここで済ませましょう。 |
登山口から少し登ると | トンネルあり | トンネルを過ぎると昔の森林軌道の林道 |
6:20 およそ50分で西沢渡 | 今日はかなりの水量でとても川は渡れない | この籠に乗ってロープを引っ張りながら対岸に渡る。 けっこう揺れるが面白かった |
6:42 西沢渡から5分ほどで昔の造林小屋 ノスタルジックな物が置き去られていた |
造林小屋からが本格的な急坂 |
7:27 この標識は2箇所あり 右側が切れ落ちていて、ネットが張ってある |
ずーとずーと急坂 | 尾根に登っても急坂 | 8:13 便ヶ島と聖岳の中間点 |
8:14 ここは苔平?この標識はまちがってない?? | 9:10 ケイタイ可の標識 ちょっと行くとケイタイ可2も 娘にメールをした。 |
きっとこの辺が苔平かな。 すごく苔がキレイで美しかった |
ゴゼンタチバナとマイズルソウが咲いていた | 11:35 ひたすら登り樹林を抜けたら薊畑分岐 西沢渡から5時間でした 聖岳に登るか聖平小屋に行くか、悩みます |
天気が良いうちに聖岳に登ろう。荷物を置いて マルバダケブキの登山道を登ります |
聖岳が雲の合間に見えます | コイワカガミも群落で咲いていました | 12:55 小聖岳2662m山頂 風が強い |
小聖からやせ尾根を越えコルを過ぎれば前聖の砂礫に | ジグザグの急坂を丸印を見印に登りますが 登っても登っても山頂にたどり着きません |
途中から富士山が見えて勇気付けてくれます |
山頂から見る展望 中央アルプスが・・・ |
14:25前聖岳山頂3013m 便ヶ島から8時間50分でした |
次に目指す赤石岳が目の前に |
富士山です | この奥に奥聖岳(三角点峰)がありますが 今回はパスしました |
前聖岳の登りから見た小聖岳と稜線 後には雲の中に上河内岳や茶臼岳が時折見えました |
薊畑分岐まで戻り聖平小屋に下ります 小さな白い花がいっぱい咲いていました |
聖平 | ここから木道を通り、聖平小屋へ |
16:25 聖平小屋到着 前にテントサイトあり 水場はわからなかった |
新しい冬季小屋 今日は私たちだけでした 中もキレイで木の香りがしていました |
トイレはテントサイトの横を通って行きます ちょっと遠いので途中電球がありましたが これは多分営業中だけなのでしょう。 |
2日目:聖平小屋〜薊畑分岐〜便ヶ島広場 | ||
聖平から見る雲海の彼方に光岳が | 薊畑には昔ニッコウキスゲがいっぱい生えていたが、 鹿の食害の為になくなったと書いてあった |
その鹿がいました |
雨上がりで苔がきれいでした | ||
日帰りしている人もいるらしい・・・一泊二日で登ってみようと計画し、今回梅雨の合間に登りました。 便ヶ島と聖岳の1/2あたりまでは調子よく登れたのですが、その後の急坂には中々足が進まず、標準タイムをかなりオーバーしての登りでした。 それでも、明日の天気がわからない梅雨時の登山。雨が降っていない時に頂上に立ちたいと思い、がんばって山頂にまで登りました。 山頂までのガレ場には高山植物が咲き始めており、山頂では、すばらしい展望に巡り会えて感激しました。 聖平小屋についてすぐに雨がぱらつき、夜中中雨でした。 2日目は下山だけでしたので、ゆっくり起きて薊畑分岐まで登り返し、後は下るだけでしたが、この下りは足が悲鳴をあげ、次の日から筋肉痛でした 出会ったのは単独の若い男性4人だけで、私たちのコースタイムの1/2ほどで登っていました。 この時期冬季小屋は無料なので若者には利用しやすいのでしょうか。 もうすぐ小屋は開きますが、小屋まで水場がないので、水分は余分に持っていったほうが良いと思います。 トップに戻る 山旅に行こう 日本百名山 |
樹林の中で出会った花 | |||||||||||||||||||||||||||||
イチヤクソウ | コアジサイ(ユキノシタ科) | ゴゼンタチバナ(ミズキ科) | |||||||||||||||||||||||||||
?すごく良い香りがしていました | サラサドウダン(ツツジ科) | ユキザサ(ユリ科) | |||||||||||||||||||||||||||
オサバグサ | キソチドリ(ラン科) 樹林帯にたくさんありました | ツクバネソウ(ユリ科) | |||||||||||||||||||||||||||
薊畑〜聖岳で出会った花 | |||||||||||||||||||||||||||||
キバナノコマノツメ(スミレ科) 薊畑分岐たくさん見ました |
ミヤマキンポウゲ(キンポウゲ科) | ミヤマキンバイ(バラ科) | |||||||||||||||||||||||||||
ニリンソウ(キンポウゲ科) | シナノキンバイ(キンポウゲ科) | ミヤマダイコンソウ(バラ科) | |||||||||||||||||||||||||||
ガクウラジロヨウラク(ツツジ科) | ミツバオウレン(キンポウゲ科) | ツマトリソウ(サクラソウ科) | |||||||||||||||||||||||||||
ツガザクラ(ツツジ科) | コイワカガミ(イワウメ科) | コイワカガミ | |||||||||||||||||||||||||||
クモマナズナ(アブラナ科) | イワウメ(イワウメ科) | イワウメ | |||||||||||||||||||||||||||
タカネシオガマ | タカネシオガマ | イワベンケイ(ベンケイソウ科) | |||||||||||||||||||||||||||
チシマノアマナ | チシマノアマナ(ユリ科) | オヤマノエンドウ(マメ科) | |||||||||||||||||||||||||||
ハクサンイチゲ(キンポウゲ科) | ハクサンイチゲ | マイズルソウ(ユリ科) | |||||||||||||||||||||||||||
ミヤマハンノキ(カバノキ科) | ハクサンチドリ(ラン科) | シロバナノヘビイチゴ? | |||||||||||||||||||||||||||
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